一ノ瀬林道から落合・青梅街道経由で柳沢峠へ 赤は本日の経路

2005.7/17 一ノ瀬高原 #3

奥多摩→(国道411・奥多摩むかしみち)高橋(以上#1)
→(一ノ瀬林道)犬切峠
(以上#2)
→(一ノ瀬林道)落合→(国道411)塩山   72km
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柳沢峠の登り 木陰を見つけて休憩

 犬切峠から一気に下って落合到着は14:15。

犬切峠下はつづら折れが続く 道が次第に荒れてきた 谷へ下りて更に下り続ける どんどん下る さすがにさっきの登りが厳しかっただけある 国道411に再度合流 高橋を過ぎると森の中の登りが続く

 ここから再び青梅街道へ。いきなりぐわーっと壁のような直登が見えてちょっと引きますが、意外にその坂は長くは続かず、そこから先はなだらかな高原状の斜面をだらだら登って行きます。

一ノ瀬林道から落合・青梅街道経由で柳沢峠へ 赤は本日の経路 キャンプ場、別荘が点在する中だらだら登りが延々続く
鳥の声が響く木陰で小休止

 カラマツや広葉樹の木立、集落、キャンプ場、林道分岐、緩いつづら折れが次々現れます。森の中からは夏だというのにウグイスやホトトギスの声が。その森の中に続いていた多摩川上流の沢が下の方に消えて行くと、もう峠は間近。

森の中の登りが延々続く まあ交通量もそう多くないので助かる 途中のつづら折れからまた気温が下がる

 木々の向こうに続いて行く下流側の谷間は広々として、現在地の高度を改めて意識します。行く手の空は雲が晴れ始め、明るさを感じるようになっていました。
 15:15、柳沢峠着。

最後の峠下トラバース区間 拡幅&線形改良が完了 なだらかに下ってゆく多摩川最上流部の谷間 柳沢峠到着

 展望台から開けた塩山方面、濃い緑の木々に覆われて下って行く谷間は、真っ白な雲というかガスというか湿気に覆われています。

峠の展望台塩山側は真っ白な靄の中 のんびり下ってゆく国道411 この後1000m下りが続く雰囲気は余り無い

 でも雨の気配は全く感じられません。ここまで登りが延々続きましたが、もうあとは下るだけ、しかも塩山まで標高差は1000m以上。

下り始める 柳沢峠から国道411経由で裂石・塩山方面へ 赤は本日の経路
森の中につづら折れが続く

 15:35、柳沢峠発。
 峠下のトラバース下りからつづら折れへ、その途中から見え始めた空中ループ橋へ、程良い斜度の下りをどんどん下ります。

視界が広がると見事な眺め でもまだまだ塩山の気配は無い

 道は広く、来るときはまとめて自動車が何台か来ますが、森の中から放り出されるような空中ループはなかなか快感。

快調に下る ループ橋区間開始 空中の道 道が広いのと柵が高いのでそう恐怖は無い でも速度は抑えないと

 一気に下ってしまう計画で良かった、と思っている間にどんどん高度が下がり、身体に当たる風には次第に懐かしいような暖かさを感じ始めます。

周囲は開けて靄は少し晴れてきたがまだまだ塩山の気配すら無い ダイナミックなループ橋が空中をうねる ようやく集落登場 もうすぐ裂石

 途中の裂石ではayakoさんがパンク。

ayakoさんパンク修理中 ここぞとばかりに皆さん補給中 その間ちょっと辺りで昆虫観察 まだ小さなカマキリの幼虫だが夏の終わりには成虫に ツユムシ?の幼虫 ヤブキリかも

 それも下り途中の程良い休憩になって、その先森から農村の中の下り区間でも気を抜くことなく下り続けられました。

裂石を過ぎて国道411から分岐、集落内へ 陣金 塩山までまだけっこうあるが意外に開けた集落が続く

 ふと振り返って見上げる山々は緑が濃く、雲の多い空も身体に当たる熱い風ももうすっかり夏の風景。

柳沢峠から国道411経由で裂石・塩山方面へ 塩山手前まで集落の道 しかし順当に車は増加
塩山到着 この後大急ぎで輪行開始(笑)

 16:45、塩山着。ついさっきまでの快適な涼しさが信じがたい熱気の中、速攻で輪行を完了、予定通り17:05のホリデー快速で帰路に就いたのでした。
 甲府盆地も暑かったですが、八王子辺りで見えた夕方の空も、列車を降りて感じた熱気も、もう間違いなく梅雨明けを感じさせるものでした。

記 2005.7/18

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Last Update 2005.12/22
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