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いつもの激坂を登り始めるとぐいぐい高度が上がり、中間のつづら折れ区間、杉林区間を過ぎ、やがて栗山集落の見晴らしポイントへ。途中も栗山集落も、期待通りに桜が満開。
風に花びらが舞う中の、明るい登り道の雰囲気がもう最高です。その分というか、桃の花や梅は少し盛りが過ぎていた感じで、特に場所によっては桃の花はちょりちょり気味になっていました。
私が栗山に初めて来たのは10年以上前でしたが、その時もこれぐらいの花の饗宴でした。もう一度この風景に会いに、春に機会を作って通い続けた数年間でしたが、たぶん今年は過去最高の栗山だったと思います。
集落上手のいつもの道ばたで、桜の舞う中でしばらく昼食。暖かな風と陽射し、静かな山里の風景が幸せです。時々やってくる小蠅や落ちてくる小さなクモも、邪魔というより懐かしい春を演出してくれます。
ここで去年に引き続き手塚商店さん提供のサンツアーグッズのおみやげコーナーが。さらにDOIさんから、自転車屋さん巡りで見かけて即押さえていただいた切り文字のステッカー(珍品!)をいただきました。
毎年どうもありがとうございます。
(3枚ともayakoさん撮影)
そのうち空に雲が増えたのか、風も少し冷たくなり、皆さんが浮き足立ってきたので、13:40、栗山発。いつものように林道栗山萩平線でぐるっと中腹を山の西側へ。
やはり花と緑で一杯の激坂集落、萩平から白石へ下るつもりが、いつも間違う道で今回も間違い、皆谷へ急降下。まあこれもむしろ当初の予定通りといえば予定通りではあります。
県道11をさらに下り、去年さんぽさんに案内していただいた通称「さんぽ道」で川沿いの裏道から行きの道に戻ると、川原土手にはやはり桜が満開。そう広くない川原にも地元の方がお花見に繰り出しています。
15:30、小川町着。手塚さん、慎ちゃん、のえっちが離脱、さらに途中の玉川村で子連れさんが離脱。一同は狭山市のサイボクハムへひた走ります。
嵐山渓谷、玉川・鳩山丘陵、多少車の増えた道を延々2時間強(すいません)、明らかに夕方が長くなり、ほんわりオレンジ色に明るい景色の中、皆さんも次第に会話が無くなります(すいません)。
埼玉引摺り回し会のようになってしまいましたが、ともあれサイボクハム着は17:55。走った後だけに肉料理は格別で、川越線笠幡組、西武新宿線新狭山組と別れ、売店の肉類とともに帰途についたのでした。
記 2004.4/4