2003.3/30
サンツアーミーティング#3

玉川

狭山市→

萩平

栗山

小川町

嵐山渓谷

武蔵嵐山

都幾川

刈場坂峠

県民の森

横瀬

本日の経路(赤表示)

横瀬→(林道丸山線)大野峠
→(奥武蔵グリーンライン)刈場坂峠
→(林道)大野
→(県道172)和田
→(町道)武蔵嵐山(以下サンツアーミーティング)
→(町道)小川町
→(県道11)青山
→小貝戸→(林道栗山線)栗山
→(林道)萩平
→(町道)林道
→(県道11・町道)小川町総合福祉センター
→(県道11)小川町(以上サンツアーミーティング)
→(町道)原
→(県道172)玉川
→(県道171)苦林
→(町道)万年橋
→(県道114)一本松
→(町道)新右ェ門前
→(国道407・市道・県道261)サイボクハム
→(県道261・狭山環状道路・国道16)新狭山
132km


 所沢から始発の特急に乗車、横瀬には7:02着。
 天気予報の「朝は冷え込む」との通りで、駅に降りるときりっと引き締まるような寒さです。先週伊豆へ行ってから、平日も暖かい日が続き、すっかり春気分だったのですが…所詮まだ3月。それに秩父盆地は甘くない。
 7:20過ぎの普通列車到着確認後、走り始めると指先が凍えます。もう1枚のインナーと、手袋を持ってこなかったのをちょっと後悔。まあ多分すぐ暖まるでしょう、ちょっとの間我慢。

横瀬駅 横瀬 丸山林道入口 年々低くなる武甲山

 気温はちょっと低目ですが、武甲の湯を過ぎた辺り、林道丸山線の起点から登り始めると、すぐに春らしいもやに霞んだ視界が広がります。畑に緑の草が目立つようになった横瀬の集落や、石灰石採掘で昔からは想像も付かない姿と大きさに変わり果てた武甲山。
 雑木林の中をしばらく登って坂が一段落する辺りからは、更に視界が広がって、秩父盆地やその向こうの残雪の山々、芦ヶ窪の果樹農園も。もやに霞んではいますが、意外に遠くまで見渡せます。

丸山林道 丸山林道 丸山林道 丸山林道

 8時過ぎに早くもロード乗りが上から降りてきます。それだけじゃなく、なんかイベントがあったようで、後ろに自転車をくくりつけた車が何台も登ってきます。
 標高が上がり、比較的斜度が無い開けたつづら折れから杉林に突入し、山の上の方にやがて合流する林道が見えるようになる辺りから、道路脇に雪が目立ち始めました。更に登るに連れ、当然のように路肩の雪が増えてきます。でも、路面凍結の心配は全く無い、というぐらい。
 県民の森の駐車場を過ぎると、尾根道が北側に向かう手前で、もう一度秩父盆地の展望が拡がります。

丸山林道 丸山林道 丸山林道 県民の森駐車場 丸山林道より秩父盆地

 そのまま下り基調の尾根道を刈場坂峠まで足を進めます。そろそろ温かい飲み物が欲しかったのですが、茶屋はおばさんが店開きして火を焚き始めたばかり。仕方ないので、とりあえず北側に展望が拡がる、峠の広場の縁で休憩します。
 すぐ下の都幾川村から小川町、遠くの関東平野に拡がる展望が今日も見事です。横瀬で雲一つ無い青空だったのが、何と無く霞が掛かったような空になっており、それがまた何とも春っぽく、「今日は気温が上がるって言ってたなあ」と、ふと思い出します。
 気が付くと8:50過ぎ。路肩に残る雪の雰囲気からは、ぶな峠→都幾川の下りダートは、泥がねとついてるんじゃないか。なんかやばそう。

刈場坂峠到着 刈場坂峠より都幾川方面

 結局刈場坂峠から北側に下る道を一目散に下り、都幾川村の中心に出たところで、今日も早くも9:30。ぶな峠どころじゃない、甘く見てた…でもまあ、所詮は下り基調。
 梅の花は満開、桜はまだつぼみが膨らみ始めたぐらいののどかな春の道を下ります。八高線をアンダークロスして玉川村から嵐山町に入り、都幾川脇ののどかな道を武蔵嵐山駅へ。

刈場坂峠からの下り 刈場坂峠からの下り 大野 大野 西平 西平

 武蔵嵐山着は9:55。何とか間に合いました。
 ここからいよいよサンツアーミーティングの本編開始なのですが、どうやら川越自走隊もちょっと遅れていたようです。駅前にはすでに輪行で到着していたわんどさんと手塚さん(しかも2人とも初対面)が、いつまで経ってもみんな現れないので、不安そうに待っていてくれてました。
 20分強遅れののえっちを待って、出発は10:30過ぎ。

武蔵嵐山駅 集合したFCYCLEメンバー&手塚さん 

 今回もいつものお決まりコースで、嵐山の台地から都幾川の河原に降り、河原を少し進みます。
 出発前にわんどさんから「ダートはありませんよね」と念を押されていて、ほんとにそのつもりだったのですが…土手の楽しそうな草原につい進入(すいません)。緑が目立ち始めた桜並木の土手は、通りやすい道のようになっています。他の歩行者もぶらぶら歩いていて、春の風景を楽しんでいます。

川原土手の道 嵐山渓谷 

 土手が終わったところで嵐山渓谷に突入。
 低い山に挟まれた狭い谷間の農村は、今までの郊外の景色から、急にとんでもない田舎に来たような気になるほど、のどかで静かな風景です。梅の花は満開でしたが、他には水仙かアブラナがちょぼちょぼ咲いていたり、畑の緑もまだ遠慮がちというぐらい。陽射しは暖かいものの、あと1週間遅い方が良かったかもしれない、と思わされました。

嵐山渓谷 嵐山渓谷 嵐山渓谷 嵐山渓谷 嵐山渓谷 嵐山渓谷

 嵐山渓谷が終わって、さんぽさんの案内でちょっと集落の中に入り、日本一でかいかもしれない馬頭観音碑を見物。その後、小川町へ向かいます。町外れのコンビニで買い出ししてから、いよいよ栗山へ。
 栗山へ向かう途中で、「お昼まで」とのことだったプリシラさんが離脱。またどこかのOFFでお会いしましょう。

嵐山渓谷 さんぽさん 日本一でかいかもしれない馬頭観音碑 小川町の外れ

 総合福祉センターの脇から都幾川を渡り、次第に狭くなる谷をしばらく遡り、栗山の集落の坂をきりきりっと登って、いつもの昼食場所に到着。道ばたの梅は申し分なく満開なのですが、桜は未だ開花の気配すら無く、桃も枝の先に濃いピンクのつぼみが見えると言うぐらい。
 でも、陽差しはとても明るく、水仙やアブラナの黄色い花に草の緑、梅の花の取り合わせもそれなりに新鮮です。のどかな奥武蔵の風景は、又今年も春が来た、という気分にしてくれます。何より暖かい季節になって幸せ。

腰越 館 栗山入口 激坂始まる 栗山 栗山 栗山  栗山

 昼食場所でしばらく休憩。手塚さんに今年もお土産を頂き、その後は西側の谷に抜け、萩平のあづまやを経由。さんぽさんの案内で県道に下ってから、やはりさんぽさんの案内で車の少ない旧道・集落の中の裏道を抜けます。さんぽさんは川越から奥武蔵のこの辺り、異常なほど詳しい。頼りになります。
 最後は行きに通った小川町総合福祉センターで入浴の後、流れ解散。自走で帰るとか何とか言ってたのですが、結局のえっちとサイボクハムで夕食後、新狭山から輪行しちゃいました。

栗山 栗山 栗山 栗山 栗山の道ばた 栗山の道ばた 萩平へ

 参加の皆さん、お疲れさまでした。手塚さんには第1回の2001年に続いてまたもやお土産を頂き、ありがとうございました。

萩平 萩平 安戸の裏道 安戸の裏道 再び腰越 小川町の外れ さんぽさん激走中

記 2003.4/1

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Last Update 2004.4/13
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