四国Tour04 #1-3
2004.5/1 池田→徳島

赤は今回経路 灰色は既済経路

池田→(県道5・国道32・町道)中西
→(県道269・町道)祖谷口→(県道32)新居屋
(以上#1-1)
→(国道439)川上地内→(中尾山林道・県道260)寺内(以上#1-2)
→(国道439)鬼篭野→(県道21)一ノ宮
→(県道208)上八万→(国道438)徳島
150km

そろそろ夕方の気配 徳島へ向かって一直線

 剣山から流れ出す穴吹川沿いに、今までと同じように細い与作と断続的な集落が続く。時々道は拡幅されて普通の国道らしい表情にもなった。さっきの見の越で国道438が合流していて、国道438・439の並行区間のはずが標識は「438」だけとなってはいたが、何より交通量は圧倒的に少ないのが嬉しい。
 少し下りが続くと、河合の集落手前、穴吹川沿いに吉野川の谷へ下る国道492と分岐し、再び登りとなる。静かな山中、信号も横断歩道も無く2本の細道が行儀良く分岐していて、2本の国道標識だけが仰々しく、どこかユーモラスな風景だ。ここを通る人々の旅、というようなものを想像してしまう。

空中から谷底に降りて一安心 下り基調の落ち着いた道が続く 農村風景ものどか 狭い谷をぐいぐい下る 登り返し始めると国道492との分岐

 細道は鬱蒼とした杉林、新緑の集落を抜け、つづら折れでぐいぐい高度を上げる。急斜面に張り付いた集落は空に向かって開けている。

またまた集落の細道 小橋の袂でニューサイ写真 森と集落が断続する楽しい峠道 庭先を掠めながら登る 集落の中で展望が開ける もう大分登ってきた

 午後のまぶしい逆光の中で、見渡す谷間、正面の山、点在する集落、さっき通ってきた剣山のシルエットが、見応えのある展望になっていた。楽しい峠道だ。

集落の中のつづら折れ 河合の集落 もう少しで峠 峠近くからの展望 午後の陽射しで剣山方面が青いシルエット

 15:00、河合トンネル通過。短いトンネルの向こうは木々の中のつづら折れで、間もなく谷間の1本道になった。
 下る途中、何台かの車が通行止めで止まっていた。ガードマンに制止されて話を聞くと、この先の橋でコンクリート打設中とのこと。車は何と50分足止めらしい。50分はちょっと掛かりすぎではないか。ちょっとあんまりなので、驚いた顔をしたら、意外に簡単に通してくれることになった。生コン車のいなくなるタイミングを3分ぐらい待って、うんざり顔のドライバー達を眺めながら、出発。現場は橋全面に覆工板が敷かれていたものの、簡単に通過できるようなものだった。

河合トンネル通過 森の中の下り 通行止め箇所を通過 車が待機中

 下りながらそろそろこの先の身の振り方を考える。予定では次は国道193の土須峠、標高差約800m。以前一度通ったことがあるが、登りも下りも景色が素晴らしく、ぜひもう一度行っておきたい。
 しかし、問題は時間だ。今の足だと登り下りで3時間はかかる。土須峠を下りきったところで日没だ。今日の宿、日和佐へはその先40km以上。小さいが峠も一つある。そんな危ない道を進むより、徳島へ抜け、遅れる旨YHへ連絡した上で、大人しく列車で日和佐へ向かうのが安全だ。おまけに明日はあの剣山スーパー林道なのだ。
 気持ちがほぼ徳島に傾きかけたところで前輪がパンク。これで徳島行きが決定。細道の脇、廃屋の軒先でチューブを交換して空気を入れていると、インフレータが絶不調である。今後のパンクは命取りという、危うい状態になってしまった。

小集落をつなぐ 川に沿って下る一方 何も考えずにひたすら下る

 15:40、出会着。前回も少し休憩した国道193との分岐、土須峠への曲り角で小休止する。万屋の角の細い橋を土須峠へ向かう車を恨めしく見送りつつ、計画の甘さを反省。

国道193と合流 見覚えのある風景 出会の万屋脇の橋 お茶工場のいい香りが漂う そろそろ光に赤い色が混じってきた まだまだ続く細道 ひたすら下り続ける

 この先は徳島までたいした登りは残っていない。相変わらず与作風に愛らしい集落の細道を下るうち、細道はいつの間にか普通の国道の幅になり、谷間が次第に拡がって周囲が稲作地帯になると共に交通量も増えていった。

谷が広がってきた 道も広くなった 県道分岐間近 もはや集落と言うより「町」 最後の峠 でも標高差は50mぐらい これを越えると徳島平野

 黙々と「徳島」の標識に従い、県道21・208から再び与作に合流し、17:40、徳島着。

 気動車に乗って日和佐YHには20時過ぎ着。港町のYHだが、なぜか周囲には田圃が多いようで、蛙の声が響いていた。そう言えば、今日はあちこちで田植え中だった。

記 2004.5/8

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Last Update 2004.6/15
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