四国Tour11#7 2011/5/5 松山→松山空港

松山→道後温泉本館→松山空港
19km   RIDE WITH GPS

あっけなく大洲から輪行の最終日 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 いつも通り4時に起床、諸々準備を終えて、そろそろ明るくなり始めた外へ。
 宿の玄関近くの机には、私宛の置き手紙と飴が置いてあった。2001年に泊まったときも、早朝出発の私にバナナを持たせてくれたYHのおばさん。「バナナでなくてドイツのキャンデーどうぞ」とのこと、泣けてくる。大洲YHは四国では有名な名門YH。おばさんは旅行者が好きなのだ。だから夜も毎晩、お客さんにシフォンケーキとデザートを出してくれるのに、私は昨夜は早寝すると言って引きこもってしまった。胸が痛い。

 外は霧雨、この天気だと列車で松山直行は決定である。大洲から松山までは、高速バスの方が圧倒的に安い。しかし、せっかく四国に来たのだ。JR四国が全国に、いや、世界に誇る、世界初のティーゼル制御付自然振り子特急2000系に乗るべきである。

 胸が痛む事情があろうと霧雨だろうと辺りがまだ暗かろうと駅まで10分弱だろうと、出発してしまえば気分が盛り上がるいつもどおりの朝である。

 

 6:17、伊予大洲発。特急宇和海は期待通りに目の覚めるような素晴らしい走りを見せてくれた。特に内子→伊予市の峠下り区間、そして伊予市→松山の平地区間での120km/h?運転は鬼気迫るものがあった。
▼動画1分35秒 特急宇和海2 伊予大洲出発直後 ターボノイズきんきんで順調
▼動画1分56秒 特急宇和海2 北山→五十崎 ターボノイズきんきんで快調な登り
▼動画2分40秒 特急宇和海2 内子→伊予立川→ ターボノイズきんきんで鬼気迫る激走 振り子絶好調
▼動画5分49秒 特急宇和海2 伊予市出発 ターボノイズきんきんで凄い加速 運転停車が残念
▼動画4分12秒 特急宇和海2 ターボノイズきんきんで運転停車から出発

 まあ欲を言えば、伊予市→松山の、途中運転停車は余計だったような気もする。

  道後温泉本館 松山に来たらやっぱりここ RICOH GR DIGITAL GR5.9mm1:2.4

 松山では何年かぶりの道後温泉へ。到着すると、入口には長い行列ができていて、かなりげんなりした。念のため「何分待ちですか」と案内の方に聞いてみると、行列は座敷席のもので、風呂に入るだけならすぐ入れるようだ。やはり道後温泉、こうでないと。
 2室ある風呂場のうち、まずは確か熱い方の東の湯へ。意外に小さい湯船は気持ち熱め。特に我慢しなくても入っていられるが、やはり10分も浸かるとそろそろ上がろうか、というぐらいには熱い。確か東の湯よりほんの少しぬるかった記憶がある西の湯に入ると、やはりこちらの方がぬるい。

 朝風呂から上がって、いい気分で朝食場所を捜して松山市駅辺りをてれてれ迷走。あまりそれっぽい店が見つからず、結局松山市駅前でじゃこ天に。しかし、冷えているためか、1枚¥100以上もする値段のためか、あまり美味しいと思えない。やはりうわさに聞くとおり、松山のじゃこ天は高いのだと思った。

 なんとなく最後の最後で夢破れた気分になり、松山空港へはGPSナビに従い、住宅地から郊外へ。

松山から道後温泉本館経由で松山空港へ 赤は本日の経路

 時々位置指定道路道路や露骨な私有地(いえ、わたくしのナビ読み間違いです)、倉庫やら、畑の中のかなりの細道なども挟み、幹線道路に出たと思ったら、もう次の曲がり角が空港入口なのだった。

記 2011/5/31

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Last Update 2020/3/20
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