足摺岬→(県道27他)土佐清水→(国道321)三崎
(以上#5-1)
→(国道321)大浦→(町道他)立
(以下#5-3)
→(県道43他)一切→(県道43他)二ツ石
→(国道321他)宿毛 98km
RIDE WITH GPS
▼動画33秒 国道321 爪臼→下川浦 岩場の海岸 展望180°
国道321は海岸の道だ。海岸の漁村を繋ぎつつ、その間は岩場のアップダウンが続く。
海は透明度が高く打ち寄せる波は熱く、岩場は逞しく、なかなか見応えがある景色が続く。落ち込む岩場からカーブ橋で海めがけて降り、すぐにまたカーブ橋で高台に駆け上がる辺りは、この道の真骨頂だろう。
しかし、昨日与作を始めとした細道に1日浸った身としては、何かそう面白くない、退屈な道のように思えた。
等と思って思い出して前輪を見ると、またもや空気が抜けている。これはまずい。空気を入れても入れても、いずれすぐ抜けるに違いない。結局、貝の川でチューブごと交換。問題のチューブをチェックすると、バルブの根本が裂けていた。
▼動画36秒 大浦到着到着目前
8:50、大浦発。
国道321が内陸ショートカットに向かうここから、一番海寄りの道へと向かう。まずはしばらく町道・林道を繋ぐ。
一番海寄りとはいえ、海岸線は険しい岩場が続く。勢い道は、入り江の集落から台地上へのアップダウンを繰り返すことになる。
国道も県道も無いエリアだけあり、台地上はものの見事に南国の密林が続く。
▼動画1分14秒 月山神社到着
月山神社から月ヶ丘と密林の細道かと思えば、やがて急降下。
▼動画27秒 赤泊へ密林から海岸へ
静かな入り江はやはりどことなく南国らしい雰囲気だ。
▼動画25秒 赤泊へ 海岸に降りると静かな入り江
▼動画52秒 赤泊へ 海岸から内陸へ向かう畑
赤泊へは再び内陸へ、狭い谷間に続く意外な規模の畑と、谷間の一番上手に小さな、そして海岸の集落にしては意外な程緑豊かな農村集落があった。漁業、農業と両方で生活を営んでいるのだろう、この辺りの人々は。
▼展望180° 西泊到着 画像上でマウスをドラッグしてください
港町の西泊で小休止していると、少し雨がぱらついて止んだ。そろそろ来るのかもしれない、とは思ったが、行程を続けるにしてもどこかで輪行に切り替えるにしても、まだ前に進まないといけない。
▼動画19秒 西泊 静かな漁港
10:10、西泊発。雨具を着て走り始めると、ちょっと雨が降ってすぐ止んだ。
▼動画37秒 樫ノ浦から弁天島展望ポイントへ
▼展望180° 樫ノ浦 洞の開いた弁天島 画像上でマウスをドラッグしてください
▼展望180° 樫ノ浦→周防形 画像上でマウスをドラッグしてください
▼展望180° 周防形到着 画像上でマウスをドラッグしてください
周防形からは県道43へ登り返しだ。なにげ無く標高差100mも登り、県道43に合流するとまた海岸の浦尻まで下りである。
浦尻から先は、県道43の新道が大堂トンネルで半島先端の柏島手前まで一気に抜けてしまう。一方、この間旧道がくねくねと断崖上を辿り、大堂トンネルの向こうで県道43と合流している。意外にここまで時間がかかっているので、トンネルで楽をして早く進みたいという気持ちはある。しかし、今日の行程は、いくつか向かう予定の半島周回を一つ諦めると、一気に距離が縮まるのだ。調整は効くし、そもそもこのどんよりの空模様だと、実際の天気が予報から好転する見込みは薄いような気がする。何となく。
記 2011/5/22