舘ノ越→(町道)夏井→(県道41)川上
(以下#2-2)
→(県道41)川内→(国道399)いわき 43km
翌朝の朝食は8時、温泉は7時から。とりあえず7時半まで布団を抜け出せませんでしたが、朝風呂の後朝食へ。裏手の畑の上の空が真っ青で、雪原が眩しく輝いています。
朝食時、今日の予定について少し協議しますが、満場一致で富岡渓谷は却下、夏井川渓谷→いわきの行程が決定。一応夏井駅発の列車時刻もチェックしますが、9時20分のいわき行きの次は13時台。よほどのことが無い限り、磐越東線で輪行というチョイスは無いのでした。
▼湯沢温泉 元湯湯沢荘にて 展望360°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください
9時、外に出てみると、雪は依然としてさらさらで、風に吹かれた雪片がきらきら舞っています。路面の雪もまだ降った状態で、つるつるということは無さそう。行けそうです。というわけで、とりあえず夏井駅へ下ります。
真っ白に輝く新雪は、気を抜かずにそろそろ走れば全然大丈夫。でも時々車のタイヤで盛り上がった塊に突っ込み、足を取られたりもします。車重が軽い&スリックタイヤのふじ→さんは、ちょい登りでもスリップしたとのこと。
気温も低く、ちょっと息を吸い込むと喉がやられそう。耐寒装備に更に昨日のマスクを追加します。
夏井駅前の昨日-5℃だった温度計は、今朝は-1℃。天気予報ではだいぶ下手の川前で最低-6℃、最高-1℃の予報だったので、何だかちょっと表示が高めのような気もします。
そのまま夏井川渓谷へ。
雪が解けない低温&朝のうちの行動で、路面は新雪で真っ白ですが、平滑で新雪もまだふかふかとけっこう走りやすく、いや、こういう一面雪の中を走るには何だかベストの路面だという気になります。
渓谷から集落へ、集落から渓谷へと、交通量ほぼ皆無の道が続きます。
風で吹き上げられたパウダースノーが、正面からの陽射しで空中できらきら輝き、開けた谷間も狭まった渓谷でも素晴らしい景色が続きます。
▼棚木辺り 動画3分1秒
まぶしく輝く雪に真っ青な空。こんな冬ツーリングをしたかった、まさにそのイメージ通り。かなり極上の雪上サイクリングになっています。来て本当に良かった。
青空に浮かぶ雲は異常な程の高速で進んでいます。昨日と同じく、まだ風は強いようです。
ただ、強追い風なので、走っている間は基本的に楽なのでした。
記 2010/2/7