切久保→(村道)神城→(国道148他)飯森
(以上#1)
→(国道148)沢渡→(村道・市道)南神城
→(市道)中綱→(小熊黒沢林道)鹿島槍スキー場
(以上#2)
→(小熊黒沢林道他)山崎→(国道148他)信濃大町
43km
初志貫徹班の一行は、そそくさと更に林道を登り始めます。
紅葉の道からは、所々で下界や紅葉の山々、振り返る青木湖、そしてそろそろ雲がかかってきた北アルプスの山壁が開けます。
次第に高度を上げるとともに、雑木林の向こうに右に左に登場する絶景を眺めながら、「小熊黒沢林道ってまあ普通の林道なんだけどねえー」なんて語っていた自分にちょっと反省します。いやー、良い道です。
13:10、木崎湖展望ポイントのパラセーリング場に到着。
ほぼ真下に見える、飛び込みたくなるような木崎湖、そして大町方面から南へ続く安曇野の遠望。さっきまで林道から見えていた山々の景色は、まさしく北アルプスの懐そのものの景色だったのに、安曇野方面はすっかり里の景色。里から少しだけ山間に入り込んで、山奥の景色を楽しめるこの道の良さを改めて感じさせられるとともに、まさしく来て良かったと思わせられられました。
▼木崎湖を見下ろす 展望180°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください
意外に到着が早かったので、次は下りきった木崎湖畔の温泉を目指すつもりでしたが、下りの途中で急に勢力を伸ばしてきた雨雲にようやく捕まりました。
▼小熊黒沢林道下り 動画1分
ふと北アルプスを見ると、鹿島槍に爺ヶ岳はもう真っ暗な雨雲に包まれています。さっきの木崎湖ではまだ全然大丈夫だったのに、天気予報通りとはいえ、かなり一気に雨っぽくなってしまっていたのでした。さすがは北アルプス麓。
こうなると林道急降下後はもう大町に向かうしかありません。
一同粛々と国道148でお信濃大町へ。
信濃大町到着は14時10分。幸いあずさ出発は1時間後の15時5分、落ち着いて輪行する間に温泉直行班も到着、目出度くあずさで一緒に帰ることができたのでした。
というわけで2日間、ノルマやら天気やら、綱渡りスケジュールが続きましたが、一応問題無く予定の行動は全部こなすことができ、とても楽しいツーリングになりました。皆さん、またどこかでよろしくお願いします。
記 2009/11/1