塩山→(県道38・国道140)窪平→(県道206)塩平
→(林道焼山線)焼山峠
(以下#2)
→(林道荒川線)黒平町→(林道御岳線)森林浴広場
→(林道池の平線)木賊峠
(以下#3)
→(林道観音峠大野山線)上福沢→(県道27・101)境
→(県道7・6)湯村温泉→(市道他)甲府
85km
ハイカーで一杯の中央線車内から見上げる空はどんより曇りで、気温も何だか薄ら寒く、小仏トンネルを抜けても大月を過ぎても一向に改善されません。事前の天気予報は晴れだったのに。笹子トンネルを抜けて甲府盆地へ出れば天気が一気に変わるパターンを期待しつつ塩山で下車しても、やはり肌寒いどんより曇りのままなのでした。
塩山に着くとぎりぎり半袖ぐらい。電車内より多少暖かではありましたが、やはりどんよりは変わらず、遠景もイマイチ。これじゃあ予報と違いますが、誰に何を言っても改善されるものでもなく、この状態でとりあえず出発。
塩平の集落までは里区間。ブドウやリンゴ畑の中を登っていきます。
農家の庭先の花は中秋最後の盛り、ブドウはもう終わりでしたがリンゴの爽やかな赤が鮮やかで、標高が上がるにつれ見上げる山々の紅葉も鮮やかに。
その雰囲気は、八ヶ岳山麓、中津川林道、頸城とここ2週間見てきた不揃いでちょりちょり気味の紅葉とは明らかに表情が違う、絶好調そのものなのでした。
この道、景色がのんびりしているのとだんだん斜度が上がるのであまり意識しませんが、いつの間にか斜度は10%程度断続に。
塩平の小休止後は、更に斜度が上がるのでした。
焼山林道に入ると、谷間の森はカラマツ〜広葉樹に、辺りの色は一気に黄色〜赤主体の紅葉に。
展望はあまり開けませんが、やや開けた森を沢沿いに登っていくと、紅葉はどんどん鮮やかになり、時々真っ赤なカエデが目立ち始めます。
今回その焼山林道、いつもより車が明らかに多い。この先の景色への期待が次第に確信に変わっていきます。
焼山峠着は11時前。
登りが終わってみると標高1500超の世界はやはりかなり肌寒く、フリースや上着を着込んで荒川林道、通称クリスタルラインへ。
記 2009/10/25