小淵沢→(町道・川俣林道他)清里→(県道28・国道141・村道)
野辺山→(村道・県道106)川上→(県道68)梓山
(以下#2)
→(梓山林道)三国峠→(村道13)神流川出合
→(県道210)中津川大橋→(国道140)三峰口 101km
最初は19日(日)開催予定のOFFでした。ところが、どうも週末の天気予報がぱっとしません。ぱっとしない中で予報は不安定でしたが、金曜日になって出てきた予報は、土曜日の降水確率が川上村午前20%秩父市午後20%、日曜日は川上村80%秩父市40%。というわけで、急遽土曜開催となったのでした。
小淵沢発は9:55。
前半は小淵沢〜野辺山までほぼ小海線沿いに森の道へ。いつも(というほどしょっちゅう通っている訳じゃないですが)は川上村方面からの下りで使うこの道、登るのは今回が初めて。小淵沢が標高ほぼ900mなので、標高1400mちょっとの野辺山まで標高差は約500m。
まず小淵沢の裾野農村が登場。開けた集落の道ですが、なだらかながら斜面の直登と微妙な細道に微妙な分岐選択が少し続きます。天気は頭上すぐ上に雲が降りてきていて、微妙なバランスで降ってこない感じ。顔には時々水滴を感じます。
甲斐小泉の駅前を過ぎると、泉ラインの森の別荘地へ。下っているといつもここから小淵沢まではけっこうな下りで、甲斐大泉からここまではだらだらの下り基調なぐらいのイメージなんですが、まあその通りに登り基調の森の道が続きます。
快調に登るNUTSさんに引っ張られるように甲斐大泉を通過。清里までは吐露の滝入口の谷間をぐるっと巻きつつ標高差120mを一気に登ります。
小淵沢からぐいぐい登りが続く小海線も、ここではぐるっと谷を巻く線形にトンネル含みで、甲斐大泉/清里間は駅間も長く、難所のようですが、道は小海線に平行しているようで実は下って登り返すこともあり、だいぶ標高差があります。
NUTSさんに引っ張られるように一気に登り切るとそこはもう清里。ここで県道28に乗り換え、清里裏手を国道141へ。
JR鉄道最高地点からはこちらも下り。国道141から畑の中の村道を再び小海線沿いにどんどん下ります。ここもいつもは開けていて登り度合いがわかりにくいのですが、今回下ってみれば足を回さずに30km/h出てしまうけっこうな下りでした。
11:25、野辺山到着。
事前に心配していた雨には、ここまで出会わずじまいでした。でも、ここで雨以外の意外な伏兵が登場。それは八ヶ岳おろしというか、もの凄い低温の風でした。野辺山で(それなのに 笑)ソフト休憩中、噂の小海線ハイブリッド気動車が登場。でも私もキハ様と言えば火天会大長老、それに急に吹き出した冷たい風でそれどころではなかったのでした。
川上村への下りではますます過激に吹き荒れる冷風に、歯ガチガチが止まりません。大げさじゃなく体調が狂いそうで意識不明寸前でしたが、下りきる手前の登り返しで何とか意識が復活、谷間に降りきって缶コーヒーでようやくこっちの世界に帰ってきた気分。
缶コーヒー休憩の原からは県道68へ、しばらく千曲川上流部の高原の谷間が続きます。
緩い登りはほぼ平坦ですが、少し脚に重力の抵抗を感じ始め、集落間にアップダウンが現れ始めると、間もなく12:55、梓山到着。
記 2009/5/17 編 2009/7/5