2009/2/15 阿武隈湯岐温泉
#2-2 湯岐→大津港

湯岐(林道)→五升蒔→(国道349)橋場→(県道27)弥太郎坂上
(以上#2-1)
→(県道27)栃平→(林道・市道)水上→(県道27他)大津港 54km

花園で休憩 もうひと登り と思ったら… RICOH GR DIGITAL 2 GR5.9mm1:2.4 弥太郎坂上から県道27・旗立峠経由で大津港へ 赤は本日の経路

 ここから花園渓谷への急下り。花園までなら一気に400mの下りとなります。ところどころ湿っていたり、苔生していたりするので、注意してそろそろ下ります。

 花園渓谷まですとんと一気に下りますが、道はその先も実はけっこうどんどん下って行くのでした。昨日何となく身体が苦しかった理由がようやくわかりました。一発目の500m峠で視覚が麻痺して、見ただけじゃ斜度がわかってなかったのです。

 花園渓谷が終わっても、花園まではまだ下りが続きます。

 狭い谷間から里の拡がりに放り出されて、再びのんびりツーリングに。

 12:15、花園から最後の500m峠への登り返し。ここを登ればもう大津港までは最後の登りです。

 南切から戸の内へ進む間にいつの間にか標高を100m稼いでいます。

 戸の内からは峠区間。このまま進むと昨日一発目の500m峠ですが、ここで突如昨日興味津々で見送った、栃平から旗立峠への道を思いだしました。僅か24時間前、またいつか行けばいいやと思ってた道ですが、早くもトラベルチャンスではないですか。
 というわけで皆さんにお願いして、県道27からしばし逸れ、旗立峠へ向かうことにしていただきました。

 ところが。最後にちょっと色を見せたバリエーションコースのつもりだったのに、地図では県道27と変わらない細2本線表記の道なのに、何とすぐにダート区間が開始。

 そういえばさっきの弥太郎坂への道もなんかあやしげなダートだったことを思い出しつつ、阿武隈ではこんなもんだろう、どうせ先が見えていると思っていると、旗立峠手前ではけっこうな激坂が登場。

 また、下りもまあまあ良好路面ながらしばらくきりもみ急降下のような急下り。

 今回のびっくりどっきりコースになってしまいました。

 更に平袖で一度舗装が復活したものの、集落間の谷間ではダートが続いたり道路拡幅工事中だったり。

 この期に及んで狭い谷の下りがしばらく続き、揚子方でようやく下り斜度、路面とも安定したのでした。長い下りに標高差500mを実感。

 ところが水上の県道27合流点で、「たなくら街道」の道標を発見。どうやら間知石補強法面の上に丁寧に移植されたらしい雰囲気から、どうやらこの道、棚倉方面へ向かう県道27の旧道だったようだということになりました。楽しい発見です。

 大津港到着は14時過ぎ。以前の訪問では港で何か食べられそうだったとのkiyonagoさん情報を頼りに、門岡さんに大津項まで案内していただき、国道6沿いの「松野屋」へ。

 新鮮な魚料理を楽しんでから、北へ向かう門岡さんは15時半、我々は15時44分の列車で南へ向かったのでした。

湯岐から国道349・県道27・旗立峠経由で大津港へ 赤は本日の経路

 というわけで宿もコースも楽しい印象が残った今回のツーリングでした。やっぱり阿武隈はいい!もっと四季折々に触れ、訪れるようにしたいと思います。もちろん井桁屋にも。
 参加の皆さん、お疲れ様でした&楽しいOFFをありがとうございました。

記 2008/2/22

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Last Update 2019/7/26
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