湯岐→(林道)五升蒔→(国道349)橋場→(県道27)弥太郎坂上
(以下#2-2)
→(県道27)栃平→(林道・市道)水上
→(県道27他)大津港
54km
朝のお風呂は4:30から。昨日の夕方に比べて空気はようやく少しは冷え込んでいるようで、外の手すりに干してあった手ぬぐいは冷たいですが、まあそんなことはぬるめのお湯の前ではどうでもいいこと。1度入って寝て起きて、もう一度お風呂に入ることができました。
8時から朝ご飯をたっぶり食べて、出発は9:25。
前夜の作戦会議で決まったコースは、何と初日の高地コースの逆走なので、まずは宿裏手の細道へ入り込みます。
五升蒔、片貝と小さな集落と、国道ながら愛らしい細道が再登場。
折篭で塙からの町道と合流しますが、やはり昨日と同様交通量は全く問題無し。
開けた阿武隈丘陵の山を越え谷を越え、国道349は小集落を繋いでくねくね進みます。天気は昨日の暖かさとは打って変わってようやく冬っぽくなり、晴れたり曇ったりでしたが、のどかな風景の中ののんびりツーリング、身体が冷えすぎない程度の休憩も楽しいのでした。
昨日下り基調で次から次へと現れるまま、何となく身を任せていたアップダウン。逆走すると意外にボリュームがあったのは意外な発見でした。
10:20、橋場から県道27へ。
ここまでの国道349も狭い道でしたが、県道27の小川までの区間は今までにも増して道がぐっと狭くなり、道ばたにも雪が登場。県道と国道の差やら、県境、いや、東北と関東の境を実感させられます。
小川手前の下りも、下ってみれば昨日登って厳しかった以上の激坂。
この坂、途中でさんぽさんに聞いてはいましたが、次回登り方向で訪れようと思わないほどです。さすがに阿武隈、一筋縄ではいきません。
小川からはこのコース最高地点、標高780mまで約200mの登り。
やはり昨日同様するすると山肌で高度を上げて行くこの道、坂道をぐいぐい先行する門岡さんに引っ張られるように一気に登ってしまいます。
登り切ると寒空の稜線アップダウン。しんと冷え込んだ静かな道を、粛々と進みます。
弥太郎坂へ分岐する道は、昨日見たとおりのあやしいダート。入り口から少し雰囲気を伺ったとしさんもすぐに戻ってきました。まあ車の跡はあるし行って行けないことは無さそうでもあります。熊のいない季節でもありますが、今日は何となく避けておくのが良さそうにも思えます。
記 2008/2/22