2007/11/24 九十九里浜・潮来 #2

上総一宮→(町道・国道128)東浪見
→(県道30・九十九里一宮大原自転車道・他)神宮寺浜
(以上#1)
→(県道30・九十九里一宮大原自転車道・他)飯岡
→(国道126・他)長尾→(県道73)清滝→(県道265)八丁堰
→(町道)小南→(県道74・265)青馬→(町道)笹川
→(国道356他)小見川大橋→(県道44・町道)附洲新田
→(市道)潮来大橋→(県道101)潮来→(県道5・他)永山
→(国道51・市道・他)佐原 126km

附洲新田から潮来へ 関東平野広々 RICOH GR DIGITAL 2 GR5.9mm1:2.4 神宮寺浜から飯岡経由で長尾へ 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 九十九里浜もいよいよ北端間近の旭市神宮寺浜からは再び海岸へ。知らないうちに九十九里一宮大原自転車道は復活していたようなので、広々とした太平洋と真っ青な空の中、波打ち際の細道を進むことにした。

 12:50、飯岡到着。朝から延々と続いた九十九里浜はここで終了、ここから犬吠埼手前までは、今までの砂浜とは打ってかわって断崖絶壁の屏風浜が始まる。

飯岡から笹川経由で潮来・佐原へ 赤は本日の経路

 この屏風浜の風景にもとても興味があった。今日の出発時点では、何となく漠然と調子を経由して何かイワシ系の昼食を食べようぐらいのことは考えていた。しかし、今日はこの後潮来へ向かう必要がある。所要時間を考えると、そろそろタイムリミットは過ぎつつあった。というわけで、ここで海岸から内陸へ方向転換。

 昼過ぎともなるとやや風が強くなり始めていて、景色がのんびりしているのもあり、国道より県道、県道より集落の細道、丘陵より平地というコンセプトで徒然なるままにてれてれと北上。

 丘陵と平野、農村に森が続く景色がのんびりと続くが、平地の県道はどうしてもやや埃っぽいきらいがある。そこで、低めの丘陵越えの時に、ショートカットも兼ねて細道横断コースへ。畑や農家、森の中、道をつなぎながら辿る景色の裏側は、のどかで静かで気分が落ち着く。

 再び県道265へ戻り、丘陵を下りきると、今度は利根川河口部の平地が眼前に拡がった。遠くには鹿島コンビナートの施設郡も見え、以前鉄道で銚子に向かったときに見た、広々とした景色そのままである。

 笹川からは利根川、常陸利根川と、川沿いの堤防や、堤防内側の水田を渡ってひたすら潮来を目指す。この辺り大河を渡る橋がとても少なく、道を1本間違えたら終わりだ。

 15時過ぎにして既に陽差しが真っ赤なのはこの季節の常、辺りはすっかり夕方の雰囲気一杯。何だか懐かしさすら感じるような静かで落ち着いた農村風景、広々とした不思議な開放感に、ずっとこんな景色の中を走り続けたい気もする。改めて関東平野の広さを感じさせられたりもする。

 とはいえ、いよいよ潮来に到着である。いや、いよいよというか、これから某導入促進事業で日頃お世話になっているT隊長のお宅にお邪魔することになっているのに、大幅な時間オーバーになってしまった。

 約1時間遅れでようやく辿り着いたT隊長のお宅では、しばらくお邪魔してお茶を戴いたが、大変慌ただしい訪問になってしまった。もう辺りが秒速で暗くなり始める17時前、お暇して佐原へ出発。

飯岡から笹川経由で潮来・佐原へ 赤は本日の経路

 霞ヶ浦河口をかすめて夕陽の中を南下し、17:20、佐原到着。列車は17:55発だったが、毎度ながらこの先千葉までが長い長い乗車で、改めてつくづく千葉県の広さを感じさせられた。

記 2007/1/2

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Last Update 2008/1/27
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