往路は小川町南部から落合経由で赤木へ 復路は県道11から落合経由で小川町へ 赤は本日の経路

2005.4/10
サンツアーミーティング#5-2
武蔵嵐山→小川町

武蔵嵐山→(町道)小川町→(町道・県道11)青山(以上#1)
→(町道)落合→(林道栗山線)栗山
(以下#3)→(林道栗山萩平線)萩平→(町道)皆谷
→(県道11・町道)腰越→(町道)小川町
 45km  FCYCLEへ

栗山のシンボル 桃の花

 今回から採用の迂回ルートで小川町の南側を抜け、頃合いを見計らって町外れの県道11へ。いつものセブンイレブンで昼食ネタを仕入れます。

小川町のセブンイレブンで昼食ネタを仕入れる パトリア小川脇から山沿いの細道へ 小さな集落を通過

 11:45、再び出発。町営施設「パトリアおがわ」から再び槻川を渡り、南岸の静かな集落へ。

槻川沿いの杉林を抜ける せいろくさん 昔からのコマンド野郎 ひゅ〜ずさん

 川沿いの農村から林の中、そして再び農村に戻って落合橋から立川ダムへの道へ進みます。この辺は毎年のコース通りですが、今年は例年にも増して集落に濃いピンクの桃の花が目立ちます。畑には鮮やかな黄色いアブラナの花や、様々な草花が。また、川からはカジカガエルの声も軽やかに聞こえてきます。今年ももうそんな季節なのです。

槻川沿いから分岐 赤木への細道へ 山間っぽい静かな楽しい道 小さな集落では廃校の公民館が

 今までにも増して道がぐっと細くなり、辺りの雰囲気が山間っぽくなってくるこの区間。途中には大きな鳥居が路上にあったり、小さな小学校や夏には子どもが遊んでいる淵などもあって、退屈しません。一方でそろそろ足に坂の抵抗を感じ始めるのもこの辺りから。

次第に足に坂を感じ始める 赤木から栗山経由で萩平へ 笠山峠にも注目 赤は本日の経路
杉林 斜度が増し、間もなく栗山へ分岐

 杉林が少し続き坂がちょっと厳しくなってから、周囲が開けて赤木の入口に到着です。「ここが栗山ですか」という質問がありますが、いえいえ。ここから分岐する、そこの激坂。いよいよ本番でございます。一瞬一同しーん(笑)。

いつもの赤木の分岐 いつも初参加者が激坂に驚く表情が楽しみ

 例によって最後尾サポートの幹事業務を言訳に、最後からゆっくり登ります。10%程度の坂が連続するこの栗山林道、実はお花見サイクリングもここからが本番。

取り付きから早くも桜満開 桜、梅、菜の花で坂も楽しい 集落の中にも枝っぷりのいい桜が一杯 桜満開の細道を淡々と登る 下手集落を過ぎると杉林に突入 早くもさっきの集落を見下ろす

 集落下手ではしばらく桜の道が続きます。特に並木のように一定の間隔で植わっているわけではありませんが、これらの桜が路上に張り出したり、カーブの最高の位置に立っていたり、1本1本がばっちり決まった佇まいです。頭上には満開の桜、道ばたにはアブラナやレンギョウの黄色、そして桃畑には濃いピンクの花がやはり満開。杉の向こうにも見下ろす桜。
 まさに花の道です。

桜以外にもまだ梅が見れた この辺りは桜のトンネル 杉の間から見下ろす桜 坂はけっこうしつこい 集落間の杉林 この辺りは花が一段落 いよいよ上手集落の下端へ

 途中の杉林を過ぎると、集落も上手に突入。この辺りで再び周囲の展望が開けます。

周囲が開ける 桃の花が登場 道ばたから集落の中へ下って行く道 農家の庭先にも花が一杯

 つづら折れの途中には、桃畑が拡がります。桃の多い栗山でも、以前はここが一面ピンク色でとても賑やかで、その様子が笠山峠を下る途中でよく見えたものでした。確か去年、枝が刈り取られたのではなかったかと思います。また数年後、ここが一気に濃い桃色に盛り上がる景色を見ることが出来るのでしょう。

以前は手前の畑が一面桃だった 桃の花 桃 まさに桃色 足下にはナズナ

 足元の草花も遠景の畑も様々な花で一杯。ちょっとタイミングが違うと花のピーク同士がずれてしまうのですが、今年は比較的ばっちりだったようです。

見渡す谷間の桃畑 露出があやしい オオイヌノフグリ

 後で足を進める予定の萩平方面への分岐にも、鮮やかなツツジが。

萩平への分岐 農家生垣のツツジ いよいよ昼食場所まで最後の区間 谷間が一気に開ける

 この先、空に向かって開けた区間から桜の下のカーブを過ぎ、いよいよ集落一番上手の桜の下へ。

桜のカーブ この辺りカーブと桜の枝っぷりが絶妙 以前はおばあさんたちが花見していた

 12:35、私が最後に昼食地点のいつもの道端到着。皆さん桜の下で思い思いに食事中。ただ、この集落上手の桜は、いつもさっと散ってしまうようです。今回もほんのちょっと下であんなに桜が見事だったのに、ここではもはや散り際でした。

昼食場所 はらはら散り際の桜の下 画面の白い物体の正体は激マクロ時に付いた花粉

 ひゅ〜ずさん、bicyclaさん、やまたつさんが行方不明とのこと。消去法で想像するに、どうも元気の余ったお3方が栗山を通過してそのまま遙か上の笠山峠を越えてしまったのではないか、ということになりました。
 笠山峠というと、奥武蔵でも厳しめの部類に入る峠です。皆さんは体力的にも経験も全く心配の無い方ですし、あまり心配しませんでしたが…特に超人bicyclaさん。頸城や各地のランドナーOFFで力強い走りを何度も見せて戴いていましたし、以前房総でも20%激坂をにこにこシッティングで登られていて、もうこの方が何をされても驚かない自信があったのですが…何故某製作所関係には超人が多いのでしょう。

またもやオオイヌノフグリ この季節はどこでも見られるが、とにかくカワイイ!大好き! 農家の庭先の水仙 昼食が終わってそろそろ皆さん手持ち無沙汰に

記 2005.5/7

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Last Update 2005.6/30
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