2005.4/9 埼玉桜巡り #2 |
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(以上#1) |
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円蔵院を出た段階で、これ以上何も食べられないと暴動が起きそうなほどOFF一行は腹を空かしていました。そこでこの後は昼食場所の「ぶっかけうどん小野」へ直行。
しかし直行とはいえ、目の前には東北本線とさいたま新都心が立ちはだかっています。仕方無いので駅構内からペデストリアンデッキを押しで通過。
到着した「ぶっかけうどん小野」は讃岐うどん。つるんと腰たっぷりの手打ちうどんに、濃厚なほどにだしの効いたおつゆはとても美味しく、一同本能の赴くままにガツガツずるずると、心ゆくまでたらふく食べたのでした。
食べ終わって再び桜巡りが再開、今度は円乗院へ。
与野の町中のお寺、円乗院の境内では、まだ枝垂れ桜がたっぷり咲いていました。町中だけあって参拝客は大勢、今日回ってきた静かなお寺と対照的でした。
円乗院を出ると、ほぼそのまま与野公園へ。桜が満開で、ここでも桜のトンネルをくぐることができました。
再び住宅地の中を林鐘寺へ。この辺り、私は満腹後のお昼寝モードでほとんど意識不明。到着した林鐘寺が狭くて、みんなその辺でうろついているのをいいことに、塀に寄りかかってほんのちょっとお昼寝。これでだいぶその後が楽になりました。
林鐘寺を出ると、行く手に広々と田圃が拡がって、遠くには一直線に高い土手が横切っています。荒川の土手です。
広々とした荒川土手から内側の農地へ、薬師堂へと向かいます。土手の内側にはいるだけでまるで時間が突然逆行したかのような田舎っぽいこの辺り。以前民家の庭先にちょっとした売店兼休憩所があり、ご近所&常連&一見さんで細々と賑わっていたのですが、今回は遂にその場所を見つけられませんでした。
しかし、無事薬師堂に到着。静かな静かな境内とその周囲、大木のマキも見学後、こじまさんが離脱。再び荒川サイクリングロード方面から秋ヶ瀬公園へ。
秋ヶ瀬橋で荒川を渡ったところで、wakaさんも離脱。桜満開の志木いろは親水公園へ着く頃には、もう辺りはすっかり夕方のオレンジ色に。ただ、冬の寂しいオレンジ色ではなく、春特有のほわんとしたオレンジ色の風景は、何かまだしばらくその場所にいたいような、不思議な安心感で一杯。
長勝院では残念ながら桜開花はまだ。夕方になっても真っ青な空と、見上げる枝垂れ桜が印象的です。そのまま柳瀬川堤防並木道から東武東上線柳瀬川駅へ。ここでbicyclaさんが、柳瀬川駅の少し先でキュウちゃんが離脱。遂に一行は3人になってしまいました。
夕方迫る富士見、大井の住宅地を、例によって裏道をつないで一路川越を目指します。住宅地になりかけた畑の満開の桜の下では、まだご近所お花見が続いていました。
大井の住宅地の外れから、突如森の中の1本道になります。どこまでも続く森、程良く狭い道、この辺りにしては車が少なく、かなりかなり雰囲気のいい道です。
やがて木が切れてちょっと遠くにちらっと見えたのは、川越の賑わい。もうそんなところまで来てしまっていたのでした。
関越自動車道をアンダークロス、明月院で夕方の桜を少し眺め、いよいよ終着地川越へ。
川越着は18時。さんぽさんの地元情報により、巡回予定の市内各お寺では、すでに桜の時期を過ぎて葉桜になっているとのこと。そこで、川越女子高に的を絞りました。
川越女子高の校門は、かつてから知る人ぞ知る桜の名所でした。今回、何故かここだけは私も以前から知っていましたが、なるほど校門へ続く程良い広さの桜並木は、枝を広げた桜が満開。次第に暗くなる夕方のこの時間になっても、桜見物の人が絶えないのがよくわかる見事さです。
「あといくつかお寺が残ってますが、葉桜でも見ますか」とkiyonagoさんが聞いてくれますが、「いやあ、もうビール我慢できなくなっちゃってます!」というわけで、本川越駅前反省会へ直行となったのでした。
記 2005.4/23