上サから白石峠経由で落合へ 赤は本日の経路

2005.3/27 白石峠 #2

本川越→(市道他・県道114・町道・県道30)毛呂→(町道)大満
→(県道61)堂山→(町道・村道)桃木→(県道172)白石峠(以上#1)

→(奈良田林道)定峯峠→(県道11・村道)白石
→(県道11・村道)腰越→(町道・県道273)西平→(村道・町道)田代
→(県道61・県道30)越生→(町道・県道39・261他)柏原
→(狭山環状道路・県道397・市道他)所沢→(市道・都道16)東村山
127km

白石峠でニューサイ写真

 標高が上がって少し寒いので、あずまやで少し休憩後、12:00出発。

峠から展望台方面 奈良田林道へ 雪が大量に残っているからか急に寒くなる 半袖レーパンが少々つらい

 ここからグリーンラインのなれの果て、奈良田林道になります。
 定峯峠から白石峠までは結構登りが続くだけあり、逆走の今日は下る一方ですが、日陰の大きな雪の塊にはびっくり。春らしく暖かだった今までと違い、寒さがとても堪えます。
 でも、この区間に多い暴走バイク対策の段差でゆっくり下っているため、身体に当たる風が弱いのが救いでした。

杉の合間に東秩父村の谷間

 杉の合間から見え隠れする、いかにも秩父らしい風景を横目で眺めて、定峰峠はそのまま通過。

定峯峠から少し下ったところでまた展望が

 この先から更に秩父高原牧場林道が分岐します。粥仁田峠から秩父高原牧場方面への近道で、林道から谷間へ急降下する道も楽しいのですが、今日はこのまま県道11を下ります。

広めの道が大きなつづら折れを描く 奥武蔵らしくない道 麓の白石にだいぶ近づいてきた 杉林が続く

 12:20、下りきった白石でちょっと休憩。
 定峯峠へ来る度、以前から惹かれていた山間の集落です。こぢんまりとした集落は、この辺りの集落の典型的な佇まい。県道11が現在のように拡幅される10年以上前の風景が、ある意味そのまま残っていました。

昔から惹かれていた白石へ 道ばた一杯のオオイヌノフグリ 青い花が小さくて何ともカワイイ 梅 暖かさに誘われてミツバチまで登場 地元のお寺情報に釘付けのさんぽさん

 帰って見た天気予報では、この日はこの春一番の暖かさだったとのこと。道ばたの梅の木には早くもミツバチがフル出動、道ばたの草花も暖かな陽射しで元気いっぱいでした。

西平から白石峠経由で再び越生方面へ 赤は本日の経路 県道11 白石辺り
県道11 皆谷辺り

 そのまま下りに任せてちゃちゃっと下り、昔からツーリストの定番休憩ポイント「落合の店」で休憩。

これが落合の店とシチュエーション

 さんぽさんの「落合はどこだ〜」のギャグは虚しくも報われませんが、気を取り直して更に槻川沿いに下って、パトリアおがわ脇からさっきのセブンイレブンがあった西平へ。

県道11を更に下る 旧道?さんぽ道へ 腰越から南下

 途中には低いながらももう一発「松郷峠」が。まあ標高が低いからなのですが、この辺の峠には珍しくだらだらした坂が単調な杉林の中に続きます。単調とはいえ、道ばたの茂みの中には時々石塔が見られます。あるいは谷と谷とをショートカットする、旧道だったのでしょう。
 しかし、峠近くのセメント工場が、旧道の気分をぶっ飛ばしてくれます。

杉林のだらだら登り 松郷峠通過 向こうが開けると大規模なセメント工場に度肝を抜かれる またまた続く杉林 花粉も相当浴びたかも

 13:35、西平着。再びセブンイレブンで休憩後、13:50、西平発。神社の脇からさんぽさん推薦の激坂へ。

西平のセブンイレブンで本日2度目の休憩後、最後のさんぽさんお奨めの激坂へ 神社の右から登り 急に鬱蒼とした杉林になる

 杉林の中、確かに激坂がぐいぐい続き、やがて周囲がぱっと開けて宮平到着。

激坂のてっぺんで周囲が開ける 人には担ぎと言っておいて自分は押しで通すさんぽさん 担ぎ区間の惨状 大崩落 山間にひっそりと梅林

 その先も集落や隠し畑みたいな中に道が続き、ぱあっと関東平野の展望が開けると鞍部です。

間もなく下り開始 陽差しも赤みが増している 西平から堂山経由で鶴ヶ島へ 赤は本日の経路
バブリーなゴルフ場を過ぎて下り続ける

 そのままシュールなゴルフ場施設の中を過ぎ、下り続ける途中で、また関東平野を一望。午後のほわんとしたオレンジ色に包まれた景色は、まさしく春特有のものです。近景の農村にも春の花が一杯、ここでも春ツーリングの喜びがこみ上げます。

拡がる関東平野

 下りきって往路に通った越生→都幾川の道に合流。

山間の1本道 往路で通った越生→都幾川の道を逆走 藤屋到着

 越生では埼玉のサイクリストに名高い豆腐屋「藤屋」で休憩。ここで溜まり豆腐を食べますが、これが評判通りとてもオイシイ。調子に乗って本能の赴くままもう少し食べたくなりますが、さすがに溜まり豆腐2丁はおなかを壊しそうです。
 悩んでいたら、さんぽさんが「豆乳レアチーズケーキが美味しいらしいよ」と教えてくれました。名前は何ともイロモノイメージでしたが、サイズ的には非常に適当だったので、大人しく食べてみると、これがまた正しくレアチーズケーキでオイシイ!

越生からは往きとは別の道を経由 ただ景色は往きの鶴ヶ島→毛呂辺りに酷似 玉林寺 さんぽさん秘蔵の道へ これがその道

 14:50、藤屋発。越生からはさんぽさん秘蔵のダート、「未来に伝えたい川越の道」玉林寺の雰囲気一杯のダートを経由。
 さっき上から眺めた以上に周囲は春の夕方らしいオレンジ色の霞に包まれていましたが、気温はまだ快適そのもの。せっかくなので、鶴ヶ島の圏央道近くで川越へ帰るさんぽさんと別れ、自走で帰ることにしました。

武蔵野らしい細ダートが少し続く 再び往路を逆走 入間辺り 暖かくて気持ちいいので自走中 夕方のほわんと明るい景色も春らしい

 途中ではサイボクハムで立ち食い、東村山着は17:00。春先のいいツーリングでした。

記 2005.4/8

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Last Update 2005.4/13
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