鴨川→(県道247・町道)宮山→(国道410他)中台→(町道)原 |
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薄曇り〜晴れとまあまあ天気には恵まれ、そう露骨に風に悩まされることも無く、千倉のお魚も美味しく、楽しい冬ツーリングでした。参加者は11名と大勢でしたが、ベテランの皆さんのフォローもいただき、あまりばらけずに最後まで走りきることができました。
鴨川周辺はのどかな田舎道。集落から田圃の中、再び集落の細道から細道をつなぐ緩アップダウン。
集落では表で大掃除の人も目立ちます。何となく人通りの少ない道とともに、そこはかとなく年末の雰囲気が漂うのは、この時期ならでは。一方、田圃の土手の日なたには、タンポポの花もかたまって咲いていて、肌寒くもやはり南房総を感じさせられます。
破線の道に続く予想以上の激坂はちょっとブーイングが出そうでまた戻ったり、集落間の道だけあって地図にはには無い新しい道や工事通行止めも登場。タンポポと裏腹に途中からはほとんどロスト寸前、ちょっとはらはらでした(すいません)。
が、相川辺りで地図通りの道を確認できて一安心。後でGPS経路を見直すと、意外にも鴨川からずっとほぼ事前の目論見通りの経路だったのでした。
その後も南小町の集落の道を経由、宮山で国道410へ、丘越えに向かいます。
国道にしては交通量が少ない国道410は、時々やたらと道が細くなるのは楽しいのですが、道が狭くなった分まとめてやって来る車が気になります。狭い道でくねくね杉林の丘陵へ、日なたの杉林は、早くも茶色く色が変わり始めていました。やはり暖かな南房総を実感します。
国道410といえば、以前記憶に残っていた、国道410のソフトクリーム売店をふと思い出します。ちょうど丘越えの嶺岡中央林道と交差する峠部分で「あと150m」との看板が登場、試しに皆さんに聞いてみると、ほぼ全員「食べたい」とのこと。そこでちょろっと150m下りますが、何とあっけなくお休みという結果に。きっと年末だからでしょう。
山間の緩下りがしばらく続き、安房中央ダムの細道へちょっと寄り道。いかにもあやしげな細い橋、その向こうの細トンネルに、しばらく誰も来てくれません。鴨川での道間違い、さっきのソフト休業で幹事の信用がすっかり無くなっていたのでしょう。
ダムの細道も最後のトンネルまで順当に通過、その後は再び国道410へ。いつの間にか稼いでいた標高のおかげで、足をあまり動かさずに山間から平野部へ南下して、次第に谷間が拡がります。
中台から国道に並行する脇道へ。行く手の空が次第に明るくなり、明らかに寒さより暖かさを感じるようになります。やはりこの辺りまで降りてこないと。
原では上川さんがパンク。日なたの道端はぽかぽか暖かで、今まであまり休憩をとっていなかったのもあり、みなさんここぞと補給&歓談タイム。
国道128と410の交差点に運良くコンビニを発見。ちゃちゃっと補給後、あぜ道の親玉みたいな道や集落の裏道のような道をつなぎ、千倉の町外れへ回り込みます。
千倉駅のすぐ近くから再び集落裏手の細道へ。地図で見るより表情豊かな地形で、またロストか?と実はちょっと不安でしたが、まあめでたくそれっぽい辺りでそれっぽい道に合流。
次はいよいよ千倉林道です。
記 2005.12/31