2005.10/23 こんにゃくオフ
横瀬→下仁田 #2

矢久峠から国道462・299で上野村へ 赤は本日の経路

横瀬→(市道他)西武秩父→(国道299)小鹿野
→(県道71・市道)塚越→(県道282)矢久峠
(以上#1)
→(県道282)青梨→(国道462)神ヶ原→(国道299他)乙父
(以下#3)→(国道299他)堂所→(県道45)下仁田
102km  FCYCLEへ

道の駅上野で記念写真 RICOH GR DIGITAL GR5.9mm1:2.4

矢久峠ではあまりうだうだせずすぐ下り始める 神流川・奥多野街道の谷間

 峠の先は群馬県、鬱蒼とした森の中の急下り。荒れ気味の路面には落ち葉や杉の枝、しっとりした苔も生え、速度抑え気味でそろそろと下ります。さすがにこちら側は気温が目立って低く、長めの下りで多少薄ら寒さを感じるほど。

薄暗く苔生した道は危険 路面状態も良くない 日だまりが暖かい程の気温の低さはさすがに神流川の谷

 道の周囲はあまり開けません。時々見える向かい側の山肌が正面一杯になり、見えなかった谷間が次第に見下ろせるようになるまでしばらくかかりました。最後にようやく集落が開けましたが、逆に取り付きの方がよほど急下りだったのはありがちなパターン。

気をつけてそろそろ下る 薄暗く深い杉林が続く 青梨到着

 下りきった青梨からは国道462、通称奥多野街道を神流川沿いに遡ります。

旧道にチャレンジ 行き止まりで引き返し でも良い雰囲気の道だった 戻ってしずしず奥多野街道を進む

 秩父と西上州、二つの高い山に挟まれた狭い谷間には、高く切り立ったの多い川、細長く展開する集落と、荒々しくも清らかな風景が続きます。昔からの定番ツーリングコースだけあり、地元の方がにっこりと挨拶を返してくれるのも楽しく、のんびりと登り基調の道を遡ります。

落ち込む神流川に聳える双子山 空は真っ青 景色も天気もツーリング向き 谷が狭くなって丸岩登場

 谷間が狭くなると岩が迫り、少し谷間が拡がれば落ち込んだ谷間に見上げるごつごつした山々、そして旧道では上州らしい小さな民家が並ぶ表情豊かな集落と、とても楽しい道が続きます。

狭い道、狭い谷が山深い雰囲気 木々に囲まれて神流川を眺めつつ進む 丸岩の渓谷が終わると集落が断続

 志賀坂峠を越えてきた国道299との合流点、神ヶ原から少し先でいよいよ上野村へ。

杉の並木から神流川を眺めつつ進む 神ヶ原 ここから国道299 平原

 谷間にダイナミックな直線基調で作られた国道299から逸れ、またもや旧道主体に平原、尾附と進みます。

旧道へ 尾附 相変わらず旧道 集落間の細道

 いつも気温がぐっと低い上野村は今日もきりっと涼しく、秩父盆地や同じ谷の神流町よりも、目に見えて紅葉が進んでいました。

木洩れ日暖か 細道には軒が迫る 集落が終わると木々に囲まれた道

 神流川に近い旧道で紅葉の中を抜けて行くと、赤くなってきた午後の日差しで黄色みの強くなった木漏れ陽の色は一層鮮やか。

そろそろ紅葉がちらほら 木陰の道 急に周囲が開けると集落

 神流川の澄んだ水面も所々で青空を映し、山々は青いシルエットに。

道の駅上野到着 多少居心地は悪いがしばし休憩 再び出発

 14:20、上野村の道の駅で少し休憩しますが、休んでいると多少肌寒さを感じるぐらいの気温です。そろそろ塩ノ沢峠着の時間も気にしないといけない時間にもなってきて、用事が終わればそそくさと出発します。

水、緑、木洩れ日の道 対岸は上野村役場 旧道細道は続くよどこまでも

記 2005.10/24

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Last Update 2006.1/16
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