蒲生

鯖石川ダム

松代(菅刈)

千年

新山

松之山

豊原トンネル

越後鹿渡

田沢

十二峠トンネル

石打

越後湯沢↓

今日の経路(赤表示)

頸城の夏96 #1
1996.6/29 越後湯沢→松代

越後湯沢→(県道268・国道17・町道)石打
→(国道353)山崎
→(国道117)卯の木
→(県道49)越後鹿渡
→(国道353)新山
→(町道)松代
→(国道253)菅刈
→(町道・県道12)鯖石川ダム
→(県道12・町道・県道426)蒲生
→(町道・県道426・国道253)菅刈


 それまで何かと忙しくて億劫だった、大学の出身研究室のOB会に参加するため、松代に行くことになりました。
 新幹線で越後湯沢下車、時々激しく降り出しては止む雨をごまかしながら、トンネルを抜けて信濃川の谷へ。比較的交通量の多い国道117から河岸の県道を経て、車のぐっと少ない国道352に入ります。
 豊原トンネルを抜け、しばらくすると突然道が狭くなり、アップダウンが始まりました。

 アップダウンの両側には、狭い谷間や急斜面に小さな集落が連続します。茅葺き農家、棚田、点在する杉林…、ちょっと意外なほどのどかなその風景に、いっぺんでこの地が好きになってしまいました。これが研究室OBが「松代、松代」といつも言っている理由だったのか。
 驚くことに、とても急な坂道は丘陵を越えて下って、更にまた別の丘陵を目指します。普通、道がピークを越えると、そのまま川に沿うか何かしてしばらく下り続けるものなのですが、どうやら松代へ着くまで、果てしなくアップダウンが続くようです。松之山から入った町道も、地図で読みにくいぐらいの等高線ピッチの地形を通り抜けているようで、もう終わりかな、と思っていたのが結局楽はできませんでした。

 松代へ着いて、集合時間までだいぶ間があったので、ちょっと周辺を探索。
 今にも雨が降り出しそうな曇りではありましたが、丘陵に拡がる棚田の風景が何とものどかです。地図を慎重に読んで西へ向かったつもりが、あまりにくねくねカーブが多く、いつの間にか北へ向かっていたようで、山の中に現れた鯖石川ダムでようやく自分の位置がわかる始末。
 当時はまだほくほく線は開通前、町中の国道253は拡幅工事中でした。鉄道も幹線国道も無い地だというのは聞いちゃあいましたが、これほどとは…というのが正直な感想でした。住む人のご苦労が忍ばれます。
 ここは何としてももうちょっと自転車で走ってみたい。というわけで、翌日の予定は決めていなかったはずが、断然単独行動の自転車ツーリングに決定。

記 2003.4/12

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Last Update 2003.4/12
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