北海道Tour15#15 2015/9/23
西達布→富良野-2

西達布→(町道老節布基線)老節布→(道道253)麓郷 (以上#15-1)
→(道道253)布礼別→(町道ベベルイ基線)本幸
(以下#15-3) →(町道ベベルイ基線)東中→(道道298・253)富良野
46km  RIDE WITH GPS

布礼別上手 開けているが実は結構登り RICOH GR GR18.3mm1:2.8 麓郷から布礼別経由で本幸へ 赤は本日の経路
霧の中から大麓山、富良野岳が登場 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 Aコープに寄っているほんの少しの間に、地表近くにまだ多少漂っていた雲は、更に消えつつあった。

朝陽が眩しい RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 間近に大麓山が大きく姿を現し、光一杯の青空の中で青いシルエットになっている。きりっと冷え込んだ、秋晴れの朝だ。

霧がどんどん晴れている RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
布礼別からベベルイ基線経由で本幸へ 赤は本日の経路

 布礼別からはベベルイ基線へ。標高差80mの登り開始だ。とはいえ、こんなもんでもう本日最後の纏まった登りである。

布礼別から登り開始 霧が完全に晴れた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8  パノラマ合成
  富良野岳を見つめて進む 実はけっこうな登り RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 緩斜面に拡がる畑の中の道では、視覚的には標高差がほとんど感じられない。地図で標高差80mもあるとはわかっていても、開けた風景の中で何だか身体全体が妙に重いのは違和感がある。
 今日は余裕の行程で、風景を見落とさず身体を冷やさず、正面の大麓山、富良野岳を眺めて進んでいけばいいのだ。

畑が広々 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成
山々をバックにまるでステージのような道 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 どちらかと言えば逆方向から下ることが多いこの道、こんなにまじまじと山々を眺めて登れることもあまり無かったように思う。

振り返っても下りがわかりにくい RICOH GRU GR18.3mm1:2.8  パノラマ合成

 とりあえず登りきって北上区間に入ってしまえば、ほぼ等高線沿いに一直線の道が続くだけ。この素敵な道でここまでの登りに比べて快調すぎるペースが勿体無い。

下手に森が開ける RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 日差しが登って明るい高いカラマツの森から、西側の下手には東富丘の畑がよく見下ろせる。形のいい前富良野岳も、いよいよ間近に全貌を現している。

東富丘、八幡岡がちらちら RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
麓郷からベベルイ基線経由で東中へ 赤は本日の経路

 8:00、本幸着。

やって来ました本幸へ 私的ベベルイ基線の象徴 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8+GW-3
  過去最大級の晴れ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 雲一つない真っ青な空、澄んだ朝の空気。初めての秋ツーリングで、ほぼベストに近いだろう状態で本幸を訪れることができている。つくづく6時に出発して良かった。
 そして、私的定位置の道路端表示ポールが、今年は見事に復活していた。自転車入りの写真を撮る時自転車を立てかけるのに何かと都合が良く、毎回使っていたのに、一昨年45に折れ曲がり、去年は撤去されていたのだ。多分本来の目的、積雪時の道路幅表示のために必要とされ、復元されたのだろうとは思う。しかし私的には、またこの場所で2年ぶりの旧知に会えたような気がしていた。

 それにしても本幸で、いや、麓郷から本幸までこれだけ晴れまくったのは初めてだ。東側の形の良い旭岳、前富良野岳、奥の富良野岳もよく見える。

東側 旭岳、前富良野岳、奥の富良野岳を見渡す RICOH GRU GR18.3mm1:2.8+GW-3 パノラマ合成

 そし北側に見下ろす丘の更に向こう、富良野盆地が見えているのにも気が付いた。毎回眺めているのかもしれないが、この場所でこれから下る富良野盆地を意識したのは、今回が初めてのような気がする。

西側 丘と畑とポプラ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8+GW-3 パノラマ合成

 天気が良くて空気が澄んでいるためか、或いはいつも富良野盆地から登ってきてこの風景を眺めることが多いからかもしれない。

2015年 北海道の神様からの贈り物となった本幸訪問だった RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

記 2016/3/6

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Last Update 2020/3/19
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