「峠&坂ネタに逃げないツーリング」をコンセプトに、関東平野を海沿いや山と里の境辺りの外周で分割しつつ、ぐるっと回る一連のツーリングの第5回目です。今回は水戸から常陸大宮・茂木を経由、宇都宮まで。
天気予報がかなり外れ、寒い1日になりました。水戸偕楽園の梅もまだまだのようでした。
まずは勝田付近の延々続く住宅地から東海村へ。
私も含めてみなさん初めての東海村では、道ばたに建つ各施設を眺めて回ります。
意外に栄えている市街地を見るにつけ、ここまでの茨城の道を思い出し、茨城には日本の全てがある、と思わせられます。
私的未踏の地だった常陸大宮辺りでは、久慈川沿いのたちの悪いダートに悩まされたり、工事迂回が意外に多かったりと一筋縄ではいかない場所もありました。寒い川原には虫が飛んでいたり、ヒバリが鳴き始めていたり。寒い中にも春が次第に近づいているようではありました。
そしてそして念願のセイコーマートHOT CHEFで昼食に。
▼動画1分31秒 常陸大宮辺り のどかになりきれないビミョーな農村風景
内陸に進むにつれ気温は次第に下がり、道路脇の表示も7℃から6℃へ、そして宇都宮へ向けて更に明らかに低くなっていきました。
▼動画31秒 久慈川沿いの県道212
常陸大宮から茂木へは、本シリーズには珍しく県道・国道(しかない)区間へ。この区間、ルートラボのプロフィールマップと登り総標高差だけ見ていると、何だか山岳コースのようでしたが、蓋を開けてみると以外にも過去の本シリーズ中最も普通っぽいサイクリング(?)の印象がありました。
▼動画1分 茂木の先 真岡鐵道沿いの道
県境から茂木の最高地点を越えると、眼前には雪の那須岳、そして男体山がどどーんと登場。
▼動画31秒 芳賀
山裾へ向けてせり上がる盆地の空間を感じながら、同時にOFF4回分もかかった、茨城県が遂に終わったのだ、と実感させられました。
▼動画31秒 鬼怒川サイクリング道路 雪の那須岳、男体山を一望
宇都宮着は16時過ぎ。適当に近くの人に聞いて入った餃子屋がまた当たりでした。でも、久しぶりに買ってきたセイコーマートのクロワッサンは、やはりフロントバッグの中で潰れてました(笑)。
記 2012/2/26
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