下田→(市道他・国道136)吉佐美→(市道・町道)日野
→(県道16他)差田→(国道136)妻良 37km
毎回同じコースだった南伊豆グルメOFFでしたが、今回は天気の都合で2日目に西伊豆北上と洋上の絶景を見ることができた、過去6回中初めてのパターンになりました。
初日の大雨で出発時に難儀した方も多いと思いますが、ワタクシは13時過ぎに下田を出発。
伊豆急車内から眺める婆娑羅峠方面はどこをどう好意的に見ても雨っぽかったので、消去法で海岸方面へ決定。
どうせ妻良まで行けばいいだけなので、のんびりと下田郊外の未済細道へ。
ここが下田の裏側から海辺近くの岩場に張り付いく車の少ない細道で、なかなか良い道でした。難を言えば、普通に国道136を行けばあっという間の場所までやや遠回り気味に迷走すること。その遠回り度がちょっとあんまりな気はするので(笑)、今後毎回こちらへ向かうかはやや疑問です(笑)。
吉佐美からは丘陵の細道へ。
アップダウンが2度ありますが、意外な深さを感じさせる森に素掘り風トンネル、里山集落も登場。
日野までの距離の短さの割にはなかなか表情豊かな道です。
日野の菜の花畑(咲いてました)&河津桜(かろうじて咲いてました)経由で、次は石廊崎へ。
いつものパターンの逆行で、手石から下流、大瀬と、かなり荒々しい岩場の海岸が登場。
過去の訪問ではこの辺りは比較的晴れが多かったのですが、今日はどんより雲が低く垂れ込めていて、何となく気が急きます。
大瀬を過ぎると「石廊崎」の標識が登場。
灯台の手前に自転車を置き、岬まで少しの距離を歩きます。
岩室神社から見下ろす太平洋は、相変わらず濃く熱く粘度高く、黒々とした岩にぶつかってはじけて絡みつきど迫力。ずっと眺めていて全然飽きないのでした。▼動画1分21秒
この時点で空の中に一瞬太陽の形が見えるぐらいまで明るくなることもありましたが、出発するとすぐに空の雲がどんより低くなって雨がぱらつき始めました。
こうなったらもう後は何も迷わず、ただ妻良へ向かいます。
差田からは再び国道136。今までの岩場の上の常緑樹林とは打って変わって、農村、畑と、海岸沿いより内陸の方がよほど開けていて穏やかな景色なのは、さすがに南伊豆ならでは。道ばたの梅が絶好調でした。
妻良に下りてくると同時にしとしと本降り開始。天気予報通りでした。
どういうわけか今年は食前のビールがやたらと進んでいましたが、その後食事は例年通り新鮮こりこりぷりぷり、脂が乗ってボリュームたっぷり。
皆さんに好評だった金目の刺身は絶品でしたね。イカも美味しかったし、ヒラメもなまこもサザエも高部知子(?)も最後の炊き込みご飯も!▼動画55秒
記 2009/2/2 追記 2009/5/30