2005.3/20 白銀林道 #2 |
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だいぶ進んで件の笹原に差し掛かる手前辺りから、舗装区間が始まります。
年々舗装が進むこの白銀林道ですが、今年は去年に較べ、特に舗装区間が増えた印象はありません。ただ、路盤工事は確実に進行中で、アスファルト舗装層のすぐ下、砕石慣らしまで完了した場所もありました。多分来年は劇的に舗装が進んでいるでしょう。
また、谷の奥から明るい空を眺めながら進む静かなダートはこのコースのハイライトの一つでしたが、その表情も道が舗装されて、随分違ったイメージに変わってしまったと思います。山奥の空中に楽しい秘密の道がある、という以前のイメージが、なんだか随分スケールダウンしてありふれた印象になってしまったというか。
真鶴半島と清掃工場の煙突を見下ろす公園で小休止後、根府川鉄橋を見下ろすいつもの平場には13時半前着。
大きな石がごろつく殺風景な草っ原ではありますが、当林道随一の展望ポイントでもあり、初志貫徹でここで昼食にします。
しかし、本来眺めは良いはずのこの草っ原で、多少は晴れ始めた空は再び曇りだし、本来なら何とも美しいマリンブルーのはずの海はモノトーンに、遠景もますます霞の中。
それでも空の中にはかろうじてうっすらと三浦半島や房総半島のシルエットが浮かんでいました。
多少風が出てきた14時過ぎ、食事もあらかた終わったところで、再び出発。
記憶にあまり残っていない程度の登り返しが何度かありますが、林道は確実に下り基調で標高を下げていきます。
杉の目立つ周囲の木々の合間から、小田原の賑わいが意外なほど近くに見え始めたと思ったら、山間から車の音が近くに聞こえてきて、すぐそこがもう箱根ターンパイクでした。
最後の激坂を一気に下って、いつもの露天風呂一休には15時半前着。
反省会の箱根地ビールでは、何と貸し切りで入れないというトラブルが発生。国道1の反対側の蒲鉾屋2Fレストランか、地ビールの売店屋外ベンチかで悩みますが、結局地ビールの魅力と我々には青空会場が似合うだろうということで、屋外に決定。
夕暮れの屋外反省会は多少寒かったですが、何より開放的な雰囲気が意外に楽しく、しょぼい売店の種類の少ないおつまみはすぐになくなってしまいました。そこでじゃんけんで負けた井上さんと須藤さんに件の蒲鉾屋に物資調達に行ってもらった結果、何と蒲鉾屋2Fでも地ビールが飲めることが判明。というか地ビールも蒲鉾も大元締めは同じみたい。次回からはこっちでやりましょう。
というわけで、最後は輪行作業を自走帰宅の井上さんに見送っていただき、17:55高崎行湘南新宿快速で小田原発。皆さんのおかげで楽しいツーリングになりました。
舗装区間がだいぶ増えたので、次回はまだ落葉していなくて木々のボリュームがある晩秋ぐらいの時期がいいかもしれませんね。
記 2005.3/22