赤は本日の経路 濃い灰色は過去の経路

2004.11/7 田口峠・佐久・追分 #1

下仁田→(県道202・45)→磐戸(県道93)田口峠
(以下#2)→(県道93・町道)原→(農道・市道)平賀
→(県道138)新子田→(市道)安原→(県道156)草越
→(県道137・町道)追分→(国道18・県道92)横川
  91km
参加各位による記録 Ayako's Wai Wai Room vol.3/ayakoさん

田口峠 県境の先 岸壁迫る谷間の道 紅葉の脇でニューサイ写真

またまた下仁田 でも激晴れだー!! まずは駅前で組み立て コンビニで補給

 9時過ぎ、上信電鉄で毎度おなじみ下仁田到着。前回訪問からわずか4日後の下仁田ですが、前2回と決定的に違い、天気は激晴れ。元雨男の某氏、もう完全に名誉挽回です。

 天気もさることながら、4日前と比べても紅葉が劇的に進行。色付いた近くの山々は、この先の行程で今シーズン最高の紅葉を予感させるに十分。一同気合いが入ります。

赤は本日の経路 小春日和にテントウムシ出現
いよいよ出発

 9:40、下仁田発。
 個人的にはこのパターン今シーズン3度目の県道45へ。集落の断続する南木川の谷間の道を遡ります。進むに連れ、ごつごつと異様ですらある周りの山々は、紅葉がますます絶好調。その色とりどりの木々も、たくましい岩肌も、秋の陽差しに照らされて、暖かな風景が続きます。

谷間の県道45は日陰が多い ひんやり冷たい空気の中をゆく 対岸へ寄り道ののえっち一行を切り離してしばし先回り 橋の上で一休み のえっち一行を迎撃 辺りはすっかり秋の山里 小春日和の陽差しがぽかぽか

 谷間は次第に狭くなりますが、集落は延々と続きます。昔ながらの西上州風民家もよく残っていて、時々狭くなる道とともに、和風ツーリングの気分一杯。

早くも寄り道したがるのえっちを何とかなだめて再び出発 風口辺り 程良い広さの谷が続く 小沢辺り 次第に道が狭くなる 対岸の農家も秋の装い

 磐戸で塩ノ沢峠へ向かう県道45と分岐、田口峠への道は県道93と名前が変わります。大日向をすぎると渓谷がぐっと狭くなり、木々が頭上に覆い被さるようになってきたところで、蝉の渓谷に到着。
 狭い岩の間を通り抜ける川に、鮮やかな紅葉が何とも見事。

蝉の渓谷で休憩 こんなに狭い岩の下を川がくぐり抜ける 木々の向こうに明るい陽差し
渓流と紅葉が見事

 再び谷が少し拡がって、砥沢の集落へ。静かな山間に程良く狭い道、落ち着いた佇まいが続く、何とも楽しい道です。山里のそこかしこには、紅葉や柿や秋の花。

再び川沿いを進む 適度に木々の茂る道 砥沢へ
砥沢 黒ずんだ民家は西上州独特 谷間の道を観能へ

 砥沢、観能と纏まった集落を過ぎると、道の斜度がやや増し、次第に日陰の気温が下がってきます。御荷鉾スーパー林道の南牧側起点も確認。

次第に周囲が山深い雰囲気に 観能 川の向こうに集落が続く 余地峠への道と分岐 斜度も明らかに増す

 ぐっと狭くなった谷に現れた山間の集落、田口を過ぎると、間もなく長野県境に到着。

田口到着 民家もまばらな集落 紅葉も次第に鮮やかに
ハルジョオンの花 日陰の道 周囲の山が迫ってきた

 何とこの田口峠では、峠の遙か手前で長野県に入ってしまうのです。それなのに、風景はまだ西上州そのもの。きっと何か歴史的な理由があるのでしょう。

手前の標識が長野県境 しかし峠道は続く 下仁田から県道45・93で田口峠へ 赤は本日の経路

 県境の暖かな日だまりで休憩。切り立った岩場の狭間、道端には見事な紅葉が。思わず足が止まります。

紅葉の脇で思わずニューサイ写真 しかし意外と車が来る 迫る岩場の木々 見上げるとごつごつした岩山に紅葉鮮やか
紅葉 紅葉 逆光気味で多少カラーバランスが狂ってしまった

 この辺りから本格的な登りが始まります。垂直に切り立つ岩山に挟まれた狭い谷間はど迫力。田口峠の、いや、西上州舗装系峠のハイライトでしょう。

狭い岩の間に登りが続く 岩山と紅葉、見事な風景に足が止まる 厳しい斜度が続く
やがて谷が拡がり斜度もやや和らぐ

 狭い谷間が少し拡がると、いよいよ最後の集落、広川原です。この辺りから坂の斜度は一段落、周囲の風景も開けてきます。集落上手の日だまりはぽかぽか暖かく、斜面に肩を寄せ合うような民家を眺めてまたまた一休み。

ぽかぽかのひなたでまたまた休憩 再び出発 細かいつづら折れ 下の道が見える
広川原の集落を見下ろす 杉林の道が続く

 広川原を過ぎると、もう一つの田口峠名物、杉林のつづら折れ区間に突入します。ぐねぐねと細かいピッチで重なるつづら折れでは、杉林の中、上にも下にも2つ先の折り返しまで見渡せます。

細道がくねくね続く 時々周囲が開ける しかし基本的には杉林>  
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 細かいつづら折れがしばらく続き、周囲は密な杉林から次第に開けた斜面へ。

杉が少なくなる 相変わらず続くつづら折れ 見上げる岩山
しかし日なたは暖か

 段が詰まったつづら折れの細かさは類を見ないものですが、それだけにというか、斜度はかなり緩め。日陰はひんやり、日なたはぽかぽか。のんびりと楽しい登りです。

開けた道端でこっそりニューサイ写真 またまた杉林 トンネル到着 峠も間近

 有名なダート(山道?)峠、星尾峠への道が分岐する辺りから、次第に下界の西上州を見渡すようになります。気が付くと、広葉樹も紅葉というよりだいぶ落葉が進んでいます。

星尾峠への林道が分岐 周囲は広葉樹に 標高も上がっていつの間にか景色も初冬のニュアンス 展望ポイントが見えてきた みんなが待っている 展望ポイントからの眺め 青空、紅葉、岩山が見事 彫りの深いダイナミックな風景

 見晴らしのいい駐車場で、周囲の山々のごつごつと異様な形や、色とりどりの紅葉を眺めて少し休憩。峠のトンネルはもうそのすぐ上でした。
 13:00、田口峠着。トンネル手前には峠の看板がありましたが、意外に見通しは悪く、そのまま通過してトンネルの向こうへ。

小休止後出発 木々の間からも展望がちらちら 峠のトンネル到着 見晴らしは良くない とっととトンネルの向こうへ

記 2004.12/18

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Last Update 2005.1/12
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