Canon NewFD85mm 1:1.2L |
|
NewFD85mm 1:1.2L |
各メーカー自信の1本が正面から対決する85mm大口径クラス。美人撮り用レンズの決定版でもあるその85mmを、一体私はどのように使っているかというと、実はたまに建築ディティール撮りで使っただけ。私にとって、あまり必要の無いレンズなのかもしれません。しかしそれでもこのレンズを買ったのは、新同品を地元店で確か3万台で入手できたから。用途に悩んで(笑)随分迷って買った記憶があります。
今中古市場を見ると、もう少し相場は上昇しているように思います。程度も良くてA-級止まり。手持ちレンズのクリアーなファインダー像を見るに付け、やはり入手して良かったキヤノンFD名レンズの1本だと思います。
種類 | 中望遠 |
マウント | キヤノンFDマウント |
構成枚数 | 6群8枚 |
対角線画角 | 27°30′ |
最小絞り | 16 |
距離目盛(m) | 0.9〜10・∞ |
フィルター径 | 72mm |
フード | BT-72 |
専用ケース | LH-C13 |
寸法 | L71mm×φ80.8mm |
重量 | 680g |
発売日 | 1980年3月 |
定価 | 本体\113,000 |
参考リンク |
Canonカメラミュージアム Photography in Malaysia>Modern Classic SLRs Series |
描写は開放からシャープ、2.8ぐらいまでやや低コントラスト気味なのが弱点と言えば弱点。ポートレート時にはこれが逆にいい味になるそうな。ぼくこどもだからわかんないや。
ヘリコイドの加減か、どういうわけかやたらとピントが合わせやすく、私が使う機会が無いのは私が悪いのであって、本当は意外にもとても使いやすいレンズだと思います。
なりがでかい以上に中身はガラスだらけ。しっとりと揺るぎ無いヘリコイド、大きな絞り羽根、そして絞り機構など、入っているのが不思議なぐらい。それだけにというか、私の85/1.2Lも最近絞り不調に。でも完全に修理、無駄に元気になりました(笑)。
記 2006/6/25