2004.10/24 仁王様見学と
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参加各位による記録
Ayako's Wai Wai Room vol.3/ayakoさん
上石神井集合は9:30。5分遅れの私は、日頃の行いが悪くて待っていてもらえませんでしたが、その場で連絡が付いて少し北に進んでいた本隊に何とか合流。
まず住宅地の中に水が湧いているという、井頭公園訪問から始まります。この井頭公園、主催の鳴島さん以外は武蔵野市の井の頭公園だと勘違いしていて、到着するまで「何で逆方向に行くんだろう」思っていたのでした。私も出発に遅れた上石神井で、井の頭公園へ先回りしなくて良かった。
緑豊かな公園の中央には、マルバヤナギの巨木が。
住宅地の裏道や細道ばかりをくねくねと辿り、練馬区から西東京市、そして東久留米市へ向かいます。鳴島さんとっておきのマイナーな裏道には緑が多く、車も少なくて、安心してのんびり走れます。
それにしても、ほとんど幹線道路と出会うことが無いのにはびっくり。いかに鳴島さんが緻密にコースを考えたか、ここでようやく気が付きました。それなのに、それなのに地図すら持ってきていない我々…(笑)
東久留米市に入って黒目川沿いの遊歩道から前沢緑地に向かいます。今まで住宅地の中のくねくね道が主だったのですが、ここへ来て急に開けた川沿いの風景は、とても新鮮に感じられます。
気温は天気予報では冷え込むとのことでしたが、ここへ来てぽかぽかの陽差しを感じるようになり、秋ポタ気分が盛り上がります。
前沢緑地ではやはり湧き水から流れ出すという川と、かつての武蔵野を彷彿させる雑木林で小休止。薄暗い雑木林には、野鳥のさえずりが一杯。
「あれ何?ほら、そこの飛び回ってるの」
「シジュウカラでしょう。でもあっちは別の鳥だね」
「ヤマゲラだね。ほら、山の神社でおみくじを持ってきてくれるやつ」
「けっこういろいろいるねえ」
などと一同興味津々。
東久留米市から清瀬までは、少し幅の広い都道クラスの道が混じります。まあそれでも、この辺にしちゃ車は少ない方。準地元の私でもあまり覚えが無いような道が続きます。
練馬からずっとくねくね道を辿り、何だかいつの間にか清瀬まで来てしまいました。
住宅地の中にいきなり登場する円福寺で、仁王様見学がてら境内で休憩。
秋津から新秋津へ、そして久米川町と、住宅地と畑の裏道が続きます。細道を何本か途中で絶妙につなぎながら、いつのまにか埼玉県へ。
11:00、下山口近くのうどん屋「ぶんぶく」に到着。ちょっと早いですが、昼食にします。ここも鳴島さんが昔から知っているうどん屋さんです。
「お奨めは笹切りうどんかな。あと野菜天ぷらセットもボリュームあるよ」
「貴様の指図は受けん!」
「そんなこと言ってたら食べるの無くなっちゃいますよ」
結局私は野菜天ぷらセット大盛り。大盛り料金は只ですが、腰があってつるつるの美味しいうどんの量が増えるので、なかなかお得です。天ぷらもオイシイ。
「ぶんぶく」でkiyonagoさんが合流、西武園ゴルフ場の裏の荒幡富士山へと向かいます。
江戸時代に流行した富士山築造ですが、小高い丘の上にあるこの荒幡富士山の周囲は、ちょっとした緑地になっています。そろそろ色づき始めた木々や茂みの中、富士山手前の木陰で少し休憩。広場の片隅にはロープの張ってある欅があり、張り紙には「スズメバチの巣に注意」とのこと。蜂が飛び回っているということはありませんでしたが、一同ちょっとびびります。
少し細道をよじ登った荒幡富士山からは、もうかなり赤っぽい午後の陽差しに照らされた展望が楽しめました。
そのまま多摩湖沿いの自転車道へ。緑の中の自転車道はなかなか気分が良く、ところどころで多摩湖の展望が拡がったり、巨大な西武ドームも登場。適度なアップダウン、途中の大きな橋なども、今までの住宅地の中の道からはまた雰囲気ががらっと変わります。
自転車道の締めは、一気に狭山丘陵を下るダート。でもダートは短く、すぐにまた住宅地の裏手から軽便鉄道跡のトンネルに突入。断面が小さく、ぽたぽた水も垂れるトンネルに、また気分が変わります。
しばらく青梅街道を黙々と箱根ヶ崎へ、岩倉街道へ分岐してから狭山ケ原へ寄り道です。
かつてよりだいぶ電柱も増えましたが、まだまだ広々とした雰囲気が楽しい場所です。中里介山「大菩薩峠」の冒頭には、この狭山ケ原から筑波山まで見えたとの記述があります。
再び岩倉街道に合流、笹仁田峠から岩倉温泉裏手へ。辺りはもうすっかり田舎っぽく、14時過ぎだというのに真っ赤っかの風景です。
本日最大の難所、畑トンネル脇の新道から名栗川を渡り、飯能市街へ。
能仁寺では、鳴島さんがしびれる腹筋ムキムキの仁王様を少しだけ見学。
一応ここで一次解散ということでしたが、みんなホワイト餃子が本日最大の目的なので、解散どころかテンションが上昇(笑)。
飯能郊外、15時を過ぎて更に真っ赤っかな田園風景の中、やはり裏道主体で高萩のホワイト餃子へ。10人前の餃子80個にビッグシューマイ、ネギチャーシュー他を5人で一気に平らげて、自分たちでもびっくり。「バッタかよ」とはさんぽさん談。
記 2004.11/6