M林道長谷村ゲート周辺調査 2003.4/19


1.戸台川砂防ダム堰堤(目視)

 地図で描かれている集落から、堰近くまで断続して道が付いていますが、所々で道は連続していません。戸台川自体は足さえ濡らせば渡って渡れないことは無さそうでしたが、道のある斜面はかなり急なのと、堰下側の川原との落差が大きく、かなり危険そうでした。

2.ゲート上集落から堰堤下側川原(目視)

 集落の下手から道がやはり断続して河原まで付いています。対岸から目視で道が急斜面に何となく続いているのが確認できましたが、集落直下にほぼ道が無くなる垂直な斜面があり、やはりここがかなり危険です。
 川原それ自体にはテントを張っている家族連れがいました。川は1.と同様に足を濡らせばそう問題なく渡れそうではありました。
 尚、下から見上げる集落には、隠れ里のような怪しい雰囲気がありました(根拠は無し)。

3.林道から小黒川下流の橋(目視、登坂)

 地図には描かれていませんが、砂防工事用の仮設(みたいな)鉄骨橋が架かっています。ここから関係者以外通行禁止の鎖を抜けて、河原に上流方面へと道が付いています。
 図の赤線の書いてある位置は急斜面の森になっています。実際に河原から登ってみると、人獣兼用道のような通行跡を発見しました(靴跡らしき窪みと、鹿っぽいころころの糞を随所に発見)。荷物がなければ、林道の途中からこの通行跡をたどることも可能かもしれません。しかし、足下が崩れやすく、手で掴んで身体を支えられるような木も少なく、自転車を担いで下るのはかなり危険に思えました。
 獣道が雁行する範囲は広く、山サイのように自転車を滑り落としたとしても、自転車が滑り落ちる位置まで獣道は続いていなさそうでした。
 ここより奥は、岩場の急斜面になります。上流方面から現れた釣人らしき人も、「絶対登れないでしょう」と言い切っていました。

記 2003.4/20


国土地理院1:25000地形図 「甲斐駒ヶ岳」より転載

Last Update 2004.6/27
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